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2011/09/05

FM放送を高音質で聞けるアンテナ

はい。今回は、アンテナの話なんですが、
アンテナというのは非常に奥が深くて、
変な形のアンテナなんていくらでも有りますし
動作原理のわかっていないアンテナもいくつもあります。
それらのことを知っているのは、主にアマチュア無線家だけです。

今回は、カドケウスコイルというものをアンテナにしてみます。
ただし、芯はフェライトでなく、木です。

カドケウスコイル

画像をクリックしてみてください。大きく画像が出たでしょ。
ご覧のとおりDNAの螺旋のように木の棒に線が巻いてあるでしょ。
見えているエナメル線は一本です。
交差部分は90度で 表と裏の交差部分がちょうど反対に来るように、交差部分同士の位置がずれないように苦労しました。

このエナメル線の両はじを テープで止めて、ラジオのアンテナ端子につなぎます。
このアンテナには指向性があって そうです、棒の指す向きを送信局に向けると受かるんです。

では、聞いてみましょう。昔のSONYのショルダー型のでっかいラジオです。
ラジオに付属の、ホイップはたたんだまま、このアンテナをけて聞くと、
あれれ、棒の指す向きにちかい数局がやたら綺麗な音で受かってる。
こんなラジオでも、いい音で受かるのですから、御試しあれ。(高感度と言うより音がいい)
さすがにAM電波はバーアンテナのほうがいいみたい。

ちなみにこのアンテナで送信はやめたほうがいいです。受信は、大丈夫。(再生受信やレフレックスは電波飛んじゃうからなあだめか。)
カドケウスコイルはアマチュア無線家の研究対象にすらされない実に奇妙なものなのです。
主にオカルトな研究で使われ、これで送信すると精神に作用すると言われるのです。
ほら、線の長さとか棒の長さ直径とか言わなかったでしょ。自分も、測ってないのです。
でも美しく作ってあれば、うかります。特に交点の位置が左右上下反対側揃っているのが重要。
僅かな日本語の資料を読むとインピーダンス極小の超広帯域アンテナらしい。
ぜひ広帯域受信機で、実験してみてください。
フェライトの芯のカドケウスコイルは普通の電波には全く反応しません。

カドケウスコイルにさらなる成果が

トロイダルコアにカドケウスコイルを巻くと、
非常にQが高い共振回路になります。普通共振の減衰は二次関数なんですがオシロスコープで波形を見ると三角っぽい。一次関数なのか?という感じです。
現代においてコイルが超小型になり、Qが30で限界でしょうが、この巻き方なら、更に増やせるかもしれません。