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2013/10/14

SP-Coilというフリエネマシンを検証する

どうもです。
いろいろなフリエネマシンを作ってきて、いままで全部失敗しました。
失敗するだけの理由があると思います。
自分も含めて、みんな、フリーエネルギーの理屈がわからずに
勘で装置を作っては、一部が偶然成功する具合です。
電磁気学が複雑で奇々怪々過ぎて、実験ばかりになるのです。
今回は、未検証であるものの、ちゃんとした数式理論があるフリーエネルギーマシンを検証します。

SP-coil - nilrehob

Energetic Forumのアカウントの一人、nilrehobの発見が書いてあります。
ぜひ上のリンクを見ていただきたい。
普通の電磁気学の数式だけで、400%のオーバーユニティを実現する理論です。
これは、ひとつのコアに2つの同じ巻き線を巻き、直列にして電圧を与え、
並列にして放電させることで、大きな電力が得られます。

試しに翻訳してみます。


コイルを直列にして充電し、並列にして放電させることが出来る。

同じ2つのコイルが同じコアに巻かれていたとしよう。
シンプルに2つのコイルは1[H]と1[Ω]だったとしよう。
直列につなぐと4[H]と2[Ω]になる。
これに1[V]を与えコアを飽和させよう。

1[V] と 2[Ω] で 0.5[A] (I=V/Ohm)
4[H] と 0.5[A] で 0.5[J] (W=1/2 *L*I^2)
0.5[A] と 4[H] で 2[Wb] (I*L=Φ)

電源を外して並列につなぎ変えよう。
並列にすれば、1[H]で0.5[Ω]だ。

回路をつなぎ変えると磁流はこう変わる。

2[Wb] と 1[H] で 2[A] (I=Φ/L)
1[H] と 2[A] で 2[J] (W=1/2 *L*I^2)

エネルギーを、400%に増やすことが、出来た!
これはありえるのか?
どこに間違いがあるのか?
これはEdward Leedskalninの Perpetual Motion Holder(持続電磁石) でうまくできそうだ。



このアイデアが未検証だった理由は、nilrehobさんがEnergetic Forumでみんなにきいて、
コイルの直列接続はインダクタンスは4倍にならないとか否定されたからです。
しかしピンと来ました。調べると同じコアに巻いてある等しい巻き線のインダクタンスは直列につなぐと4倍になります。巻き線を巻き足したのと同じになります。

それから、磁性体コアには実は2種類あって、磁気抵抗の高いものはフィルター用、磁気抵抗の低いものはスイッチング電源用として出まわっており、
フィルター用のものを使うと磁気の変化に抗うの損失が出ます。
この実験ではフェライトのEIコアをつかいます、品番不明ですがEIコアの形をしているのはすべて低損失のトランスまたはチョークコイルに使うもののはずです。
このへんフリエネ研究家で知らない人が多いかもしれません。
電磁気学の数式がわからなくともインダクタの電圧や電流に対する特性と磁気飽和、逆起電力の出方、FETを高速でスイッチングさせる方法など、知っておきたいことはいろいろあります。

今回使用するトランスは、こんな写真です。
実験で使ったトランス<<画像はクリックで拡大
0.5mm線27回バイファイラ手巻きです。

このページは以前と中身が全く違います。
nilrehobさんの回路シミュレーターの回路図通りの回路でないと、高い効率であるもののフリエネ的な現象は疑わしいことがわかりました。
今回nilrehobさんの回路を実際に組み立てて実験します。

これがその回路図
電源はロジックICがワンピースエボルタ3本直列 実際に負荷に供給するのはVOLCANO3本直列です。

これの、一番みぎはじの、15Ωにオシロスコープをつけて、測定します。大きな画像でよく検証してください。
SP-coilのオシロ波形

このような感じになります。

では、普通に抵抗にインダクタの回生電気を送る回路は
普通にインダクタ回生
オシロスコープの15Ωの波形は
こんな波形になった

このようにデューティ25%の発信器でコントロールします。
なお100kΩの可変抵抗はかなり回しています。もっと少なくていいでしょう。

比べてみましょう。
抵抗、インダクタ、直列でダイオードで還流させた回路では、抵抗にだんだん電圧がかかってゆき、
FETをOFFにすると、そこからダイオードで還流するときに電圧が下降します。
SP-Coilの回路はどうやらFETをOFFにした時の回生電力が強く、いきなり抵抗に2倍の電圧がかかるのです。
しかも電圧が0になるまでの時間が同じです。
これはとっても興味深い現象です。
このような現象が以前このページにあったバックコンバーター型(つまり、電源に直列にした巻線をつなぎ、並列にして負荷につなぐ)
の回路になく、再現するにはいつでも負荷抵抗に接続しなければいけないのも不思議です。
SP-Coilにはなにかがあるとおもいます。

これはぶっ飛んだ実験です。ウソや勘違いかも知れません。皆さんに検証やぜひ追試をすすめます。
[LICENSE]商用不可のライセンスが主流のようですが思い切ってパブリックドメインにしてしまいます。フリエネを独占することは絶対にできないと思うからです。もちろん気の早い人は先に結果を出してもいいです。