2013/03/29

サラウンドはなぜ普及しないのか?(オーディオ陰謀論)

スピーカーを前だけでなく、後ろにも置く、サラウンドは、

聞いてみればスピーカーの存在を感じさせず、部屋中を音楽の空間にしてしまいます。
しかし、普及しません。

ひとつは、日本の狭いおうちでは、後ろにもスピーカーを置いて配線をするのは面倒だという話があります。
これはごもっともで、
うちでも1500円でフリーマーケットで買った簡易サラウンドシステムが使われないまま仕舞いこまれています。
でも、そこそこ広い家なら、置けそうです。田舎とか。

音楽とかのマニアが減っているのも、事実と思います。本当にゆったり出来る曲は90年台には表に出なくなっているようですが、
そうした音楽でなければうちで聞くのに無理があるかもしれません。特にサラウンドでは。

これについて有名な作曲家、冨田勲氏は、音響技術の若手勉強会で・・・


やはり、サラウンドが低迷してきた、放送も少なくなっていますし、レコード会社もほとんど取り上げてくれない、今回、本当に苦労したんです。なぜ、このような状況になったかと、サラウンドって言うとみんな口をそろえて、何百万もするようなスピーカーをそろえなきゃ本当の効果がでないのではと。結線が素人にはめんどうだとか。なんとなく、サラウンドが聞いてみたいと思っても、厄介なんじゃないかと思うのが、一般的の認識になってしまっているのではないでしょうか。それで、サラウンドもコンビニ感覚でやらないと、コンビニで子供とお母さん方を無視したものは売れませんよね。だから、まず子供が喜ぶ、お母さん方も喜ぶと言う部分も、もちろんそればっかりで困るんですが、そう言う部分も必要なんじゃないかと。



(このところ)サラウンドというのが、実は下火になってきちゃったんですよ。レコードにおいても、放送においても。驚異のサラウンドとかいって以前は宣伝にもそう書かれて、また、ジャケットにも5.1サラウンドってのは書かれたのが、最近レコードではそういう書き方をすると逆に売れなくなる、サラウンドというのはなるベく表記しないようになりました。これはレコード会社や放送局の怠慢ではなくて、やったんだけれども全く効果が出ないから、その上サラウンドの印象からして、あの面倒くさいものかとか、ああ一時期のあれかみたいな感覚に捕われてしまうっているという広報とか宣伝の方の話でした。
今回も残念ですがあまりサラウンドって載っていないんですよね。それはやっぱり作り手の方にも責任があって、いわゆるお金を出してレコードを買ってくれる層、やっぱり家庭のお母さん方、子供達、学校関係ですよね。やっぱりその人達をターゲットにしていない。つまり結局ないがしろにしてきた。その素晴らしいサラウンド、もの凄くこれ、エジソン以来の凄い発明だと思うんですよ、



出典はhttp://surroundterakoya.blogspot.jp/search/label/Isao%20Tomita

サラウンドはもうめんどくさいとかで片付けられていますねえ・・・
なんでこうなったのか考える必要がありそうです。

まず、サラウンドはいろいろなごまかしが実は効かない技術なのです。
サラウンド信号は普通のオーディオで無視される「位相」によって、前後のスピーカーの音を選り分けるので、位相の狂いは許されません。
コンサートホール風のエフェクトもかけられるでしょう。しかし音にゆとりがありません。
どういうことかというと音が前後左右の空間から正しく鳴ってくれるようにするのと、位相の問題で、
どうしても「モニタースピーカー」「モニターヘッドホン」の音の出し方しかできないのです。
逆にサラウンドエフェクトのアプリや聞いて驚きホロフォニクスの類はこういった装置のほうがよりうまく聞くことができるのです。
普通の高いステレオ装置で出せるうっとりするような音質は苦手なのです。

だが、サラウンド技術はまさに革新。で、映画館にはみんな入っている。なぜ家庭まで降りてこない。

オーディオの低迷と根っこは一緒だと思います。
えー、
70年代までの曲は、
ゆったり聞ける曲が多く、(多少隣のうちに音が漏れても気にならないぐらい)
安いオーディオでも聞けるけれどいいオーディオで聞けばもっと奥深い音があります。
こうした、心にやさしい曲が 今はターゲット層を非常に絞った、売るためのJ-POPになってしまい、
高いオーディオを買っても、無駄な投資にしかなりません。
昔は、あれだけ大きなスピーカーを家における、それぐらいの価値がレコードにはあったと思います。
心にやさしいのですから。
今の曲はかっこよさを優先しておりすごいスピーカーで無しにBOSEの101で充分です。
いいオーディオで聞き甲斐のある曲が、今は探さないと見つかりません。
オーディオはプラシーボ詐欺商法と相まって根暗なおじさんの趣味となり、衰退していきます。
つまり、高いけれど決してその値段帯で最もいいものではないスピーカーを売りつけ、マニアを悩ませ、とっかえひっかえさせて、
莫大な金を吐かせるカルトが蔓延しているのです。だから若者がオーディオをおいてあるところによっても店員サン近づきません。
金持ちにしか相手にしませんし、さっさと満足してもらわれたら終わり、マニアもマニアで悩むの大好き。
今は、FPS(銃戦ゲーム)でハイスコアを得て、没入するために、若者がサラウンドヘッドホンを買っています。

J-POPをなぜそこまで批判するか?
だって、一曲を繰り返し聞くことがないでしょ?
すぐに飽きて、たまにしか聞かない曲がメニューに山積みになってるでしょ?
頭だけで感動してるでしょ?
心が洗われないでしょ?
軽くて、人の心を一瞬ひきつけ、すぐに飽きる。それがJ-POP、K-POPなのです。
しかも、このような曲はまずラジカセやミニコンポでうまく聞こえるように調整されているというのです!!

それと、テクノロジーの問題として、
ステレオの録音をサラウンドに拡大するテクノロジーが未熟であるのもひとつと思います。
これは、ネットの評判だとごく最近まで未熟だったらしく、ステレオで聞いたほうがはっきりいいとのことです。
しかし、コンピューターグラフィックスがすごく成長しているのに、
DSP(信号用高速コンピュータ)で演算している ステレオからサラウンドの変換テクノロジーがぱっとしないのはどうして?
ひょっとすると、ドルビーやDTSの商売だと思います。
ステレオが上質なサラウンドになっては5.1chや7.1chの録音フォーマットが売れないから未熟なままにしておこう、と思っているのではないでしょうか?
しかしここがサラウンドのテクノロジーの最も面白いところの一つで、このテクノロジーの出来が市場規模を変えるのは確実と思います。
POPも音が良くなり、60年代の生録レコードでは凄まじい臨場感が出るでしょう。
サラウンド録音で買ってくれないのなら尚更この種のテクノロジーが重要でしょう。

結局、オーディオ機器を売る側がオーディオを面倒な機械にしてしまい、
さらに親しみを覚えるPOPはラジカセで十分な感動を得るように調整されているのでさらにオーディオが低迷し、
さらによくわからない売り文句で潜在意識だけ誘導するカルトじみたセールスの結果、
オーディオオタクが根暗で一人で縮こまる少数の存在になってしまい、更に市場が縮小。
で、そこにサラウンドが現れてもステレオ録音をうまくサラウンドにできないのでレアなSACDを買うことになり
サラウンドの映画は売れるがサラウンドの音楽なんてもう売れるわけがない。

もうこれには陰謀すら感じます。人民には心を豊かにする曲と高性能なオーディオを与えない。
そうすれば真実に人民は目覚めてしまう。
軽くてすぐに飽きるPOPをいっぱい買わせ、お金も奪う。
JASRACに徹底的に音楽の再生や演奏という自由であるべき行為を監視させ、歌うのにわざわざカラオケ屋に行かせて、名曲は金を払って演奏、再生するようにして
唯一無料で使えるBGMをFMラジオだけにすれば、音楽の統制は出来上がり。
真実の音楽に目覚めようなら根暗オタクにして一般と関係を絶たせ、普及しないようにする。
おそろしい作戦です。

そのうちテレビもそうなると思います。
3Dで視聴のしがいのある映像を作れないし、
4K2Kも4チャンネルステレオと同じく普及できないでしょう。
テレビ番組自体がもはや今のJ-POPと同じく、くだらなくなっているので、
美しい映像作品を作れる機会が非常に減っているはずです。
そうしたら8Kはテレビではなく、自分で見るものを選べるMac、パソコンやiPadで実現されるでしょう。

めちゃめちゃになってゆくメディアの行方、いつか逆転する時が来ると信じましょう。

追記!
海外の4チャンネルステレオの超マニアのページによると、
SURROUND FUTURE
最後の方で、「特許」「著作権」「ロイヤリティ」の三悪がスタンダードのない現在を生んでいるとある。
規格が廃れるのでもう一度同じ中身の曲や映画を買う羽目にあう。間違いをやっている。
ネットの噂ではドルビーは搭載機器の生産台数など、ロイヤリティの管理が非常に厳しい。
サラウンドは商売魂によって普及しないのです。ステレオが特許の切れた時から、
もしくは、皆で特許を共有した時から普及していっていまでは必ず、両耳のヘッドホンやFMラジオ、ミニコンポや携帯電話、スマホ、パソコンの出力端子はステレオです。
どうやらそれぐらいの自由がないとサラウンドも普及しないのでしょう。

追伸:とても大事なことに気づいた。
「俺の後ろに立つな」 ゴルゴ13でなくとも、人間の本能は、後ろからの物音に警戒心を持ちます。
サラウンド収録されるようなライブコンサートでも、演奏者や歌手は前にいます。
サラウンドは後ろからも盛大に音が出るので、なんとなくそういったものへの警戒心が出てしまう。
後ろからも音が出る=こわいのです。 音に取り囲まれる=こわい。
これも普及しない理由の一つでしょう。
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