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2014/08/06

Openindianaにmozcに近い日本語入力を入れる

Opensolarisが提供されていた頃は、Sunは大盤振る舞いするものだから、ATOKが入っていたのですよ!
それがボランティアベースのOpenindianaにはもちろんありません。ORACLEのSolarisにはついてます。
Linuxでは、mozcという先進の日本語IMEがありますが、Linuxだけで使える様で。
Openindianaの方では何もできないのか??

mecab-skkservとは?



mecab-skkservは、mozcの開発者、工藤拓氏がgoogleへ入社する前に作ったSKKサーバーです。
このころ彼は、日本語の言葉の品詞や、つながりを解析できる、mecabという形態素解析プログラムを作っており、
なんとiOSの漢字変換でも使われているが、Appleからは何も感謝もフィードバックもないので、非難しています。
mecab-skkservは半ばお遊びでmecabをIMEにしてみたものです。
mozcとmecab、ネーミングにつながりがあります。mozcが使えない環境では、mecab-skkservが快適です。
ただ、日本が「にほん」で出てこないなど、詰めが甘いところがあります。でもSKKの辞書登録機能が何とかしてくれるのか?

mecab-skkservは、SKKという独特の操作方法がいるIMEの裏で動きます。しかし文節区切りまで手入力のSKKが普通に連文節変換できるので、
文を打つ時最初に文字キーとともにShiftを押せば、それなりに普通に使えます。
しかし打ち間違いでへんなモードにはいるなど、SKKのマニアックな機能はそのまま使えるので、覚えるだけ入力が速くなります。

ではビルドしてみる


ネタバレ注意、苦労してビルドに成功したい人は読まないで

ibus-skkがOpenindianaに最適なSKKでしょう。
bashのhistoryが残っていないので、手短に説明します。
[NOTICE] すべての./configureに--with-picをつける。

ibus-skk-0.0.10をダウンロード ./configure --prefix=/usr --with-picでビルド インストール
SKK-JISYO.Lをダウンロード /usr/share/skkに入れる これをしないとibus-skkの設定画面が出ない
mecab-0.996をダウンロード ./configure --prefix=/usr --with-picでビルド インストール
(mecabの辞書、例えばnaist-jdicはmecab-skkservに辞書がついてるのでいらないと思うが、それが動かなければ、必要かも)
mecab-skkserv-0.03をダウンロード
cost-factor = 700
をdicrcの末尾に追加
mecab-skkserv.cppのgetopt.hへの参照をすべて削除
./configure --prefix=/usr --with-pic でビルド、インストール
mecab-skkservはwebサーバーのようなふるまいをするので、inetdから起動するのです。
skkserv         1178/tcp                        # SKK Kana Kanji Server

を/etc/inet/servicesに追記
skkserv stream tcp nowait nobody /usr/bin/mecab-skkserv %A

このような中身のファイルをinetconv -iで読んで、サービスに登録、起動
ibus-setupでSKKを使うようにする、language-panelを有効に、そこからibus-skkの設定画面をひらき、SKKサーバーをつかうように設定
再起動(もしくは再ログインでもいい?)
こんな感じです。

うまく行けば、変換精度がanthyよりも数段うえのIMEが手に入るはずです。
これで皆さんATOKを失ったのを少し取り返せますかね。
ただし単漢字が弱いのと、使い勝手に癖があるので、SKKの勉強がいります。例えば小さい「ぃ」はxiです。"li"では半角英語入力モードになります。そうなってしまったらCtrl+jです。
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